液体ミルクの安全は大丈夫?


溶かさなくとも飲ませられるとの理由で液体ミルクという新商品の解禁が迫っているということです。利便性はともかく、その原材料(粉乳など)がどこから来るのかがとても重要ですがその部分についての検討はなされたのでしょうか?

厚生労働省はヨーネ菌と人の病気との関連を承知していると国会でも答弁しており、海外の原料乳の生産農場のヨーネ病汚染などについてどのようなデータを得て安全性を評価しているのか今まで明らかにはしておりません。
輸入原料を使って、液体ミルクを製造販売する場合、ヨーネ菌やヨーネ菌死菌がコンタミしていないという何らかの検査が必要ではないでしょうか。炎症性腸疾患(IBD)の早期発症化傾向や子供のアレルギーの増加などすでに知られていることだけを考えても消費者の注意が必要でしょう。
厚労省 液体ミルクに国内基準新設、夏にも製造可能に
  *厚生労働省は12日、国内で流通していない「乳児用液体ミルク」について、製造の規格基準をまとめた。必要な栄養を加えて殺菌し、常温保存できるよう缶やレトルトパックなどに詰めるといった内容。内閣府の食品安全委員会の評価手続きを経て早ければ夏ごろ省令を改正して規格基準を盛り込み国内製造が可能になる見通し。試験期間が必要なため、販売は2年先となりそうだ。(毎日新聞2018年3月12日 20時45分より引用紹介)