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代表理事の百溪英一です。
私は大学院を卒業後農林省家畜衛生試験場(その後の動物衛生研究所)に研究職として勤務して36年間主に感染病の免疫病理学や分子生物学的な研究をしてきました。在職中にはアメリカの合衆国立動物疾病研究所(NADC)やパリのパスツール研究所、タイのNIAH、ケニアのILRI、近年はアメリカの数理学研究所やテネシー大学などでも貴重な研究経験をもたせていただきました。定年退職後縁あって埼玉県にある東都医療大学( 現 東都大学)ヒューマンケア学部という看護大学に勤務し、教授として5年間基礎医学や看護英語を看護学生にお教えしてきました。大学では約3年間研究室を作って研究活動をさせていただき、その間イタリアからのドクターコースの学生や卒論生などを受け入れてきました。
大学の雇用は継続と言われていましたが、3月末に事前通告無く定年を理由に継続されませんでした。そのため、新たな研究継続の場を探すこともできませんでした。しかし、重要な研究テーマを持ってきており、なんとか後に続く人につなぐためにも続けたいと思い、ある方の助言で一般社団法人として研究所を立ち上げることにしました。
運営に相当の困難はあるかと思いますが、新たな観点からの難病の研究に興味のある方のご協力にも期待しながら一般社団法人比較医学研究所を作りました。
なお、東都医療大学からは客員教授の肩書を頂いておりましたが、それも終了しました。また、東京医科歯科大学医学部の非常勤講師(人体病理学教室:終了)や順天堂大学脳神経内科教室の非常勤講師のポジションを頂き、切実なニーズのある医学部の空気を吸わせていただきながら、また実験電子顕微鏡やレーザー顕微鏡等の必要な場合は支援もいただけております。順天堂大学保健医療学部では医学英語の講義(非常勤講師)を持たせていただき、学生の教育にも携わせていただいています。
ヨーネ菌と人の病気の研究拠点は日本では本研究所だけであるため努力を続けていくつもりです。
皆様のご支援をいただきながら信頼される研究を進めていきたいと思います。
本研究所は非営利型法人で、収益事業を行わ無いため、、皆様のご理解とご寄付によるご支援がなければ研究の継続は難しいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
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