恐るべきヨーネ菌汚染率(インド)

インドのChaubeyらのグループは顕微鏡検査、培養、ELISAおよびPCR法を用いてトータル26,000頭以上の感染の有無をスクリーニング検査した。ヨーネ菌感染は調査家畜の43%であり、その内訳としては水牛36%、ヤギ23%、ヒツジ41%にヨーネ菌感染であったという。低温殺菌ミルクや他の乳製品、肉や環境を介して人に来ている可能性が疑われるが、現時点では、反芻動物のヨーネ菌と人のクローン病との間の決定的な関連性示す科学的証拠は不十分であるとしている。

J-milkのデーターベースによれば、2013, 2014, 2015年にはインドから学校用、飼料用以外の脱脂粉乳が78,350kg、196,950kg、16,875kgが輸入されていますが、2016,2017年はゼロです。データベース(エクセルデーター)はこちらから読み出せます。

196,950
16,875

Vet Q. 2017 Dec;37(1):282-299. doi: 10.1080/01652176.2017.1397301.
Mycobacterium avium subspecies paratuberculosis – an important food borne pathogen of high public health significance with special reference to India: an update.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29090657