マクロファージはどの様に細菌を貪食するのか (Youtube)

ヨーネ菌はマクローファージと呼ばれる異物や細菌を食べこんで処理する細胞の中だけで増殖することができます。菌を殺す専門家した細胞の中に潜んで、増殖できることがこの病気の制圧を遅らせているのです。
通常の細菌に対する勇猛果敢な作用をYoutubeビデオで御覧ください。私たちの身体の中で起きていることです。

通常であれば細菌を食べて消化して殺してくれるはずの腸粘膜のマクロファージの中で生き残り、増殖してマクロファージの集塊状病変、肉芽腫をつくり、さらに血液中のマクロファージ(単球)の中に入り体中に回るのです。しかし、初感染後数ヶ月立つと一旦は、ヨーネ菌の姿がどんどん減って消えて見えます。しかし、その後数年経つとなぜか増殖が再開されて腸粘膜やリンパ節にひどい病変が作られ、便の中に多量の排菌も起こります。

動物の体の免疫とヨーネ菌の増殖停止や再開のメカニズムはまだ十分解明されていません。