2018年11月25日 / 最終更新日時 : 2018年11月25日 eiichimomotani 医学情報関東と関西の犬でスギ花粉症の抗体に違いがある(日本 2018) 比較医学研究所は麻布大学の共同研究を進めてきました。その免疫アレルギーの研究の一環として、多くの人が罹っているスギ花粉症の解明の一環で関東と関西のイヌのIgE抗体の存在を初めて明らかにしました。イヌで杉花粉症のIgE抗体 […]
2018年11月19日 / 最終更新日時 : 2018年11月19日 eiichimomotani 医学情報銅イオンを用いたヨーネ菌の不活化(チリ 2018) ヨーネ菌は強固な細胞壁を持つことから殺菌に対する抵抗性を持っています。金属イオンの殺菌作用を調べた論文を紹介します。 背景の説明 ヨーネ菌(MAP)は、paratuberculosisやヨーネ病として知られる伝染性の高い […]
2018年10月31日 / 最終更新日時 : 2018年10月31日 eiichimomotani 医学情報多発性硬化症患者の多くで発症以前に胃腸症状が先行 多発性硬化症は現在も原因が明確にされていない疾患ですが、ヨーネ菌の関与を疑わせる研究データーが増加しています。ヨーネ菌は家畜の慢性腸炎、ヨーネ病という伝染病を起こす病原体ですが、人の原因不明疾患の一つにクローン病がありま […]
2018年10月23日 / 最終更新日時 : 2018年10月23日 eiichimomotani 医学情報 2011年のサルコイドーシス学会で招待講演をしたときの抄録がオンラインにあったのでご紹介します。私がヨーネ菌とクローン病の関連を調べて取っ掛かりを掴んだ経過や実験について簡潔に書かれております。1ページもの […]
2018年10月8日 / 最終更新日時 : 2018年10月8日 eiichimomotani 医学情報日本のヨーネ病防疫を米ヨーネ病情報センターが絶賛(アメリカ) 日本のウシヨーネ菌感染症対する取り組み 牛が血清で抗体陽性になる時と、その牛がいつに糞便中にヨーネ菌を排出するかについてのモデリング研究を日本の研究者が報告した。 本研究は、2018年1月に学術誌Preventive V […]
2018年10月4日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 eiichimomotani 医学情報ヒトの多発性硬化症とヨーネ菌の関係 by Davide Cossu PhD. CMRI講演会2018/9/29 要旨 ヒトの多発性硬化症とヨーネ菌の関係 Davide Cossu PhD. 順天堂大学医学部博士研究員(JSPS) 多発性硬化症(MS)は、中枢神経系(脳、脊髄)や、視神経の機能障害を […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月25日 eiichimomotani 医学情報ニュージランドから輸入されたヒツジからのヨーネ菌分離(日本) ヨーネ病の主たる感染動物は反芻動物の牛と緬山羊です。 日本のヨーネ病の防疫は国際的にも最も良い状況にありますが、その一つが動物検疫所による厳密な検査です。ヨーネ病は潜伏期間には診断をすることがとても難しい場合があります。 […]
2018年9月20日 / 最終更新日時 : 2018年9月20日 eiichimomotani 医学情報アメリカの肉牛のヨーネ病汚染は想像以上に高かった。(アメリカ) Johne’s Disease More Common in Beef Cattle than Previously Thought by M. Randall, B. Kunkel, M. T. Collins かねて […]
2018年9月9日 / 最終更新日時 : 2018年9月9日 eiichimomotani 医学情報どうしてルー・ゲーリックはルーゲリック病(ALS)に罹ったのだろうか? ルー・ゲーリック病は運動ニューロン疾患である筋萎縮性側索硬化症(ALS:amyotrophic lateral sclerosis)の原因は現在も不明です。 病気の原因(病理発生機構)の究明のためには様々な道筋があります […]
2018年9月8日 / 最終更新日時 : 2018年9月8日 eiichimomotani 医学情報IBD患者から分離されたマクロファージの腫瘍壊死因子産生能は低下していたが、他のサイトカイン産生は正常~亢進していた マクロファージ機能の異常はクローン病(CD)の発症に関連があるとされてきた。しかし、患者由来マクロファージがヨーネ菌の感染に対してどのように応答するのかは調べられていなかった。ヨーネ菌がクローン病に関連すると長く考えられ […]