2018年12月30日 / 最終更新日時 : 2018年12月30日 eiichimomotani 医学情報クローン病(CD)とマイコバクテリア感染の関係は複雑で興味深い。 この論文は2009年のものですが、近年、小児のクローン病の発生数が増えているという指摘があります。イタリアフローレンスの小児病院からの総説の要旨を御覧ください。Department of Paediatrics, Uni […]
2018年12月10日 / 最終更新日時 : 2018年12月10日 eiichimomotani 医学情報最新論文:多発性硬化症と視神経脊髄炎患者の脳脊髄液と血清中の抗ヨーネ菌抗体(2018 日本) Anti-Mycobacterial Antibodies in Paired Cerebrospinal Fluid and Serum Samples from Japanese Patients with Mult […]
2018年11月25日 / 最終更新日時 : 2018年11月25日 eiichimomotani 医学情報日本の中枢神経系の炎症性脱髄疾患患者における抗酸菌抗原に対する液性免疫 (日本 2017) 比較医学研究所では順天堂大学医学部神経内科とヨーネ菌と多発性硬化症の関連性について共同研究を続けています(百溪は順天堂大学医学部の協力研究員)。パーキンソン病の治療や研究で日本一の実績のある順天堂大学医学部神経内科ですが […]
2018年11月25日 / 最終更新日時 : 2018年11月25日 eiichimomotani 医学情報関東と関西の犬でスギ花粉症の抗体に違いがある(日本 2018) 比較医学研究所は麻布大学の共同研究を進めてきました。その免疫アレルギーの研究の一環として、多くの人が罹っているスギ花粉症の解明の一環で関東と関西のイヌのIgE抗体の存在を初めて明らかにしました。イヌで杉花粉症のIgE抗体 […]
2018年11月19日 / 最終更新日時 : 2018年11月19日 eiichimomotani 医学情報銅イオンを用いたヨーネ菌の不活化(チリ 2018) ヨーネ菌は強固な細胞壁を持つことから殺菌に対する抵抗性を持っています。金属イオンの殺菌作用を調べた論文を紹介します。 背景の説明 ヨーネ菌(MAP)は、paratuberculosisやヨーネ病として知られる伝染性の高い […]
2018年10月31日 / 最終更新日時 : 2018年10月31日 eiichimomotani 医学情報多発性硬化症患者の多くで発症以前に胃腸症状が先行 多発性硬化症は現在も原因が明確にされていない疾患ですが、ヨーネ菌の関与を疑わせる研究データーが増加しています。ヨーネ菌は家畜の慢性腸炎、ヨーネ病という伝染病を起こす病原体ですが、人の原因不明疾患の一つにクローン病がありま […]
2018年10月23日 / 最終更新日時 : 2018年10月23日 eiichimomotani 医学情報 2011年のサルコイドーシス学会で招待講演をしたときの抄録がオンラインにあったのでご紹介します。私がヨーネ菌とクローン病の関連を調べて取っ掛かりを掴んだ経過や実験について簡潔に書かれております。1ページもの […]
2018年10月23日 / 最終更新日時 : 2018年10月23日 eiichimomotani 文献ヨーネ病の病理発生と防疫について(日本, 1989) ヨーネ病と人の自己免疫疾患の研究の灯火を絶やさないように、一般社団法人比較医学研究所を設立して奮闘している、百溪(代表理事)が、1989年に日本獣医師会雑誌に投稿した文献が公開されているので、ご紹介します。 この論文は百 […]
2018年10月4日 / 最終更新日時 : 2018年10月4日 eiichimomotani 文献かつては日本に結核とヨーネ病の混合感染が出ていました。 CMRIのブログにてアメリカのウイスコンシン大学のヨーネ病情報センターから米国の肉牛の汚染が全米で特に肉牛の腫瘍産生州でひどいことを紹介いたしました。「アメリカの肉牛のヨーネ病汚染は想像以上に高かった。(アメリカ)」 日 […]
2018年9月25日 / 最終更新日時 : 2018年9月25日 eiichimomotani 医学情報ニュージランドから輸入されたヒツジからのヨーネ菌分離(日本) ヨーネ病の主たる感染動物は反芻動物の牛と緬山羊です。 日本のヨーネ病の防疫は国際的にも最も良い状況にありますが、その一つが動物検疫所による厳密な検査です。ヨーネ病は潜伏期間には診断をすることがとても難しい場合があります。 […]